プレゼンづくりをAIに任せたくない。でも綺麗なデザインにしたい。線引を考えよう_vol.0058

どこまでAIに頼るのか？が大事
構成とスライド草案
かなり自分が求めていたことに近い
AIに構成をさせない理由
まとめ

どこまでAIに頼るのか？が大事

2025/12/17（水）19時半からオンラインでお話させてもらうことになりました。1ヶ月前から話の構成や写真など考えています。

僕は、誰かにお伝えするために考えることが好きです。
構成を考えるのが好き、ってことに気づきました。
気づいたきっかけは、AIにプレゼンやnote記事を書くように指示した時に、違和感があったからです。

AIのプレゼンやnote記事は、他人のものを見ているようでした。
他人の記事に自分の名前で投稿するという感覚です。
もちろん、これをしている人を否定するものではなく、自分にとっての違和感があったということです。

そのことをきっかけに、AIとの付き合い方を考えました。
まったく使わないのはもったいない。
でも、大切なことは自分でやりたい。
そんなワガママできるの？という「際（きわ）」を考えるようになりました。

そんな僕は、構成や文章は自分、デザインはAI、という結論にたどり着きました。デザインという色などは苦手だからです。

構成とスライド草案

このような構成を考えました

1　自分の活動紹介
1-1　自己紹介
1-2　経理アドバイザーについて
1-3　社団法人の概要

2　【AIいらず】本業に専念するために、経理で効率化できる3つのポイント
2-1　お金の振込日を決めることで負担を減らす
2-2　クラウド会計ソフトをつかい、銀行口座と連携する
2-3　毎月・月初に確認しておくべき数字を絞る

これらをGeminiに伝えます。
実際に伝えた内容と設定はこちら

あなたは、スライド作成の専門家です。

青と白を基調に、統一感のあるスライドを作成してください。

他の色を多様しないでください。

シンプルデザインがいいです。



下記に構成を記載します。

1　自分の活動紹介

1-1　自己紹介

1-2　経理アドバイザーについて

1-3　社団法人の概要

2　【AIいらず】本業に専念するために、経理で効率化できる3つのポイント

2-1　お金の振込日を決めることで負担を減らす

2-2　クラウド会計ソフトをつかい、銀行口座と連携する

2-3　毎月・月初に確認しておくべき数字を絞る

copy

忘れずに

「ツール」ボタンを押下して、「Canvas」を選択。
右下の高速モードを「思考モード」に切り替える。
（私はGeminiの無料版をつかっていますが、思考モードをつかえるようです。おそらく1日の上限があるのかと）

できあがりデータ（周りの黒いフチは、私のパソコン画面ですのでスルーしてください）

かなり自分が求めていたことに近い

上記の構成と色合いを伝えるだけで、簡単にスライドを作ってくれます。
「スライドにエクスポート」ボタンがあります。
押下すると、Googleスライドにしてくれます。

僕は、1スライドに1センテンスが好きです。
そのため、文字を削りたいです。
いままでは、このようなスライドはPDFなどのため、編集ができませんでした。結構、中国語だったり漢字がおかしいので、プレゼンに使用できない状態でした。

しかし、このGeminiの画像や資料作成は、すぐにつかえます。しかも無料。

AIに構成をさせない理由

構成を考えるのが好きと言いましたが、もう一歩踏み込んで考えたいと思います。
構成をAIに任せて当日にのぞむと、僕は話せません。
他人が書いた原稿を読み上げているようで、言葉に気持ちがのらないんですよね。
それって、伝わる人には伝わります。でも、意外なことに聴衆者からの評判って悪くないんですよね。
そこで悩みました。
時短をして無難なプレゼンをするか。
手間を掛けて納得できるプレゼンをするか。

1年に数回しかプレゼンをしないので、後者を選びました。
せっかくお話させてもらうなら、自分がプロセスまで楽しめて当日を迎えたいからです。