合格率56.3%と前年に続き高めでした
2025年2月2日の社会福祉士試験、第37回は新カリキュラムとして、試験問題129問に変更となりました。(今までは150問)
そのため、通常の合格基準点でいえば、60%の78点となります。
それに対して、蓋をあけてみると、合格点は62点。合格基準率は48%とかなり低いことになりました。難問に対しての補正が、16点あったことになりますね。
この1ヶ月間、試験後はかなりモヤモヤしながらも、途中から仕事に没頭していたら合格日の今日を迎えていました。
緊張していない風にみせながらも、朝から内心はドキドキ。
14時1分に社会福祉士のHPを開いて、鹿児島会場受講者の合否箇所をポチッと。
やはり、番号があったときは純粋に嬉しかったです!
勉強法がひとつ身についた
サムネイルの写真ですが、通信教育で学んだテキストと、国試対策につくったノートです。ノートが暗記のために、今回初挑戦のもの。
A4ノートの右側に、質問を書いて、次ページの右側に答えを書いています。
パラパラ漫画のように、1枚1秒から2秒程度で進めるスタイルです。
例えば、
「ソーシャルワークは、人々の〇〇を高める」と質問があれば、回答は、
「ウェルビーイング」となります。
色々な受験勉強の本などを読み自分の合うスタイルを探す中で、僕は文筆家の千田琢哉さんのやり方を真似ました。
表面的な暗記だけだったので、本来取りたかった78点には届かなかったので、自分なりにこれからアレンジは必要です。ただ、結果的に合格していたことで、この方法でこれからも活用していきたい暗記法です。
社会福祉士って資格で何ができるの?って聞かれて即答できない
合格して、
「この資格があると商売できるの?」と聞かれたのですが、「NO」と答えかつ、それ以上の答えに窮しました。
僕が資格受験した目的は、障がい福祉施設などのサービス管理責任者になるために、最低限必要な資格が社会福祉士だったからです。そのため、これでサービス管理責任者になるために、これから2年間の実務経験を受けられるスタートラインに立てます。
そうなんです。資格を取って、始めてスタートラインに立てるのです。
スタートラインに立つための資格。これを福祉のことがわからない人に説明するのって本当難しいですよね・・・
では、だからといって、来月から障がい福祉施設でサービス管理責任者の資格をとる仕事をするかというわけではありません。
ある程度の準備だけしておいて、時期がきたら障がい福祉施設でサービス管理責任者になれるようにしておこうと思っています。
準備のために資格取得は有効
やはり、僕が社会福祉士を資格受験に挑戦したのは、体系的に福祉の勉強をしたかったこと、かつ具体的に調整役という役割を頭と身体で体得したかったからです。
社会福祉士をとって改めて感じることは、青年海外協力隊の仕事ってすごく社会福祉士と合い通じるところがあります。さらに、コミュニティー開発や青少年活動には、もっと通じると思っています。
「協力隊の現役時代、この考え方やテクニック知ってたら使えたのに・・・」
と思うことが多々あります。
社会福祉士資格をどのようにつかうかは不明確ですが、確かなことは、何かをするためにスタートしやすいということは確かです。
社会人の資格取得は大変ですが、仕事・勉強・家庭・趣味などに葛藤しながら時間調整するスキルも高まったと実感しています。
これで終わることなく、今回学んだことを、次に活かしていきたいと思います。