
三流の営業マンの10個いいところを見つける練習。
『偏差値30からの企画塾』千田拓哉著
この本から企画を創るためのネタをどこから探せば良いか学びました。
特に私が好きな個所が、
1流ホテルのクレームを見つける
3流ホテルの良いところを見つける
です。
あれ?
いつも自分のやっているところと逆だ!!
と直ぐに感じました。
1流のホテルに行けば、
「あー流石だなー」と思ってました。
3流のホテルに行けば、
「だからダメなんだよなー」と思っていました。
だからこそ、この箇所に目が留まりました。
「この思考回路が企画を創るのか」と読んだ時は感じました。
その後、ホテルに行くタイミングなく2週間が過ぎました。
先週末のことです。
3流保険営業マンに出くわしました。
50代からの転職組。
初めての営業。
約束の時間に遅刻する。
約束の時間を過ぎても話し続ける。
30分間質問も無く会社概要と商品説明をする。
上記のことがあったので一応3流ということに。
正直その時間は退屈でした。
イライラもしちゃってました。
でも「3流ホテルの良いところを探す」というフレーズが微電流のように流れていたのでしょう。
ずーとその人を観察していたら面白くなってきました。
でもぶっちゃけイライラもしていました。笑
イライラしながらも、ワクワク人間観察していました。笑
話の後はどっと疲れましたけど良い体験をしました。
その話し合いのあと、もう一度この本を手にしました。
自分が求めている箇所をピンポイントに読み直すと水が体に染み渡るように、
その著者の言わんとしていることが広がっていくようでした。
3流ホテルの良い箇所を101個褒める場合のアドバイスとして、
「スタッフの生い立ちまで想像する」とありました。
人を中心に観察することで想像を膨らませるそうです。
さすがに101個は上級者用だったので、10個探すことから始めてみます。
目標は年内に101個その営業マンの良いところを探してみます。
トモに笑い、トモに歩む。いまが未來。
いのくち ゆうすけ