
転職に失敗する人の共通点。「手に職をつけるため」「家族のため」を基準にしている人。
私は2度の転職をしたことがありますが、
その成功法則は分かりません、
しかし、どんな方法を行えば失敗するかを知っているので今回は記事にします。
先日就活中の友人からこんな質問がありました。
「なぜ今の会社を選んだのか?」
「なんとなく。」と即答で答えました。
「なんとなく。」という返事には2つの理由があります。
①友人が理屈で転職をしようとしていたから。
②仕事は呼ばれるものだと思っているから。
①友人が理屈で転職をしようとしていたから。
「手に職をつけられるようなシゴトにつきたい(安定)」「家族に迷惑をかけないように早く仕事につきたい」
これが友人の転職の基準でした。この理由はとても大事だと思います。
では、
「10億円の資産があり、家族を十二分に養っていくことはできるのであれば、
ではどんな仕事をしたいですか?」
究極の質問かと思います。自分のしたいことをシゴトにする。
私は、本の冒頭にこの一節で出逢って自分が今のシゴトについていることが間違っていないことを確信したことを覚えています。
転職の基準を「自分がしたいこと」に置かないと、いつか他人の物差しを基準にした人はそれが言い訳となってしまうからです。
「手に職をつけるために頑張っているのだから勉強時間を邪魔しないで欲しい」
「家族のためにこんなに頑張っているのだから残業くらい快くさせてくれ」
好きでシゴトをしている自分でさえもこんな言い訳を心の中でたまにしていますw
一番辛いのは、好きなことに没頭していない自分を可哀想だと家族に同情されることではないでしょうか。家族の為にと思うなら、自分自身が最高に自分らしくあるシゴトをすることが大事だと思います。
だって
シゴトって人生の大半の時間を占めるもの。
シゴトって自分を表現する舞台のようなもの。
シゴトって楽しいもの。
②仕事は呼ばれるものだと思っているから。
私が転職するための事前準備として良かったことを一つあげるとすれば、
職業訓練学校に通ったことです。
・知っているつもりだったパソコンの知識を再度勉強し直すことができた。
・簿記という新しい分野の勉強を1からできた。
・転職について向き合う時間を確保できた。(約3か月間)
・プロの相談者からアドバイスをもらい、自分の棚卸をできた。
その期間、訓練学校の同期は2つに分かれました。
・期間内で資格取得に励む人。
・理由をつけて卒業後に資格の勉強をすると先伸ばしする人。
卒業後、前者はみんな就職できました。後者はバイトにしかつけませんでした。
もっと簡単に言うと、
・「はい」と先生の言うことを行った人。
・「そうなんですか。でも僕は〇〇」と先生に反論した人
これが全てだと思います。
勉強には地頭の良さではなく、素直さが一番だと思います。
そんな中、前者でいた私は卒業間近に絶対に受かる自信があった会計事務所から、不合格の連絡がありました。
自分「お袋―不合格だったー!!」(テンション高め)
お袋「おめでとうーーーー」 (超テンション高め)
自分「ありがとーーーーー。これでもっといい会社に入れるってことやね!!」
と喜びあったことを覚えています。
一生懸命やっていれば良い会社に入れる自信だけはありました。
その不合格から2週間後には今の会社の面接の縁をもらい、1か月後にはシゴトを開始していました。
ここだけの話ですが、今の会社の縁をもらえたのは訓練学校での出逢い、
「はい」と言える素直な日々の行動を見てくれる人たちがいたからです。
まず大切なことは、今度の就職先でも勉強と自分の天職探しをし続ける覚悟ではないでしょうか。そのために一番大事なことは、職場のために一所懸命働くことに尽きると思います。会社に依存しない、確固たる自分を築くために10年かければどんな荒波がきても乗り越えられると信じています。
今回のことを3つにまとめます。
・10年かけて本物の実力を身に着ける覚悟をもつ
・その人の言うことを「はい。」の2文字で受入・行動することができる師匠を探す
・自分の好きなことをシゴトにする覚悟をもつ
特に最後に書いた
「自分の好きなことをシゴトにする」は冒険のようなものです。
私自身まだ見つけることが出来ていません。
私は自分の好きなこと見つけるために、様々なことにチャレンジし、試練を乗り越えています。行動し続ける人にしか見つけることが出来ない世界に毎日心が躍ります。
若いうちに好きなことを見つけることが出来なかったことに感謝しています。
だって見つけることをワクワクできる毎日が楽しいから。
トモに笑い、トモに歩む。いまが未來。
いのくち ゆうすけ