
帳簿の歴史から学ぶこと。
なぜ会社は帳簿をつけないといけないのか考えたことありませんか?
15世紀、イタリアの商人出身の数学者ルカ・パチョーリが複式簿記を発明したと言われています。帳簿を作成することで、現在の資産状況を正しく把握し、健全な経営に役立たせることができます。
18世紀のフランスでは自己破産者が帳簿の作成を怠っていた場合、死刑となっていたそうです。命と帳簿作成が引き換えになることからその重要性をうかがえます。
帳簿を作ることの一番の目的は、「倒産防止」でした。
税金計算のために作成するためと多くの人が思っているかと思います。
私もその中の一人でした。
もちろん今ではその帳簿を使って経営戦略を練る・資金調達の手段として金融機関へ提出します。そして、もちろん納税するための大切な記録にもなります。
このように、帳簿の歴史を紐解くことで、面倒な帳簿作成を投げ出したい時のブレーキになるのではないでしょうか。
帳簿作成は税務署に申告するためではなく、自分の財産を守るため・増やすために行うことを再度考えてみたいと思います、
トモに笑い、トモに歩む。いまが未來。
いのくち ゆうすけ