
人に話して分かる自分の本当の気持ち。「残念だった。」
先日、街一番のバーと言われるお店に行きました。
一流の接客に一流の飲み物。
お店を出た直後から朝起きても、イライラとモヤモヤが抜けませんでした。
「イライラなどの怒りの感情は、二次感情。
実はその前に一次感情がある。」
怒りについての本を読むと一次感情についての説明があります。
今回イライラしていたことの一次感情が何かなーと考えていたのですが、自分では気づけませんでした。
前に一緒に行ったことのある先輩に心情を伝えたら、
「残念だったんでしょ?」とあっさり一言。
「そうそれ!!!」
心の中で叫びスッキリしました。
そのお店は素敵なバーとして地元では有名です。
マスターはコンクールなどで色々な賞を取ったことがあることを本人から聞きました。
初めて行った時に、2時間くらい自慢話を聞いたことがあり知っていました。
バーの門構えから、椅子などすべてのものが一流とのこと。
代行を待っている間の30分、一人でそのお店に入りました。
その自分は実はたくさんの期待をしていたのです。
「一流のお店で勉強しよう」
「今回はどんな話題を振ってくるかな。」
階段をあがると重圧な扉とそれらしい雰囲気。
ワクワク感は満載です。
入ると薄暗い店内。
木目のカウンターが漆黒の中にも妖艶な輝きを放っている。
「おーすげぇ」
内心感じました。
スタッフの方が、席に案内してくれ、
コートとスーツ・マフラーを預かってくれました。
席に着くや否や、
「初めての方ですね。当店のサービスをご説明いたします。」
とマスターから以外な一言。
「あ、3回目です・・・」
(あれ、前に2時間くらいも熱く話し合ったはずじゃ・・・)
その瞬間、恥ずかしい気持ちやらショックでテンションだだ下がり。
お酒を用意されて、気づくと隣の人が顔見知りでした。
その人と軽く世間話。
30分も経たずに代行の方が呼びに来たので、お会計をお願いしました。
かけてあったスーツを取りに行くと、
なんとグチャグチャにスーツとコートをかけてあるじゃないですか。
マフラーもぐしゃっとして淫らな姿で、垂れ下がっていました。
お気に入りのスーツとコート・マフラーなだけに何とも言えない気持ち。
お会計ではピン札の1万円を出したら、
ボロボロの千円札と五千円札のお釣り。
「一流ってなんだろう・・・」
それゆえに、イライラ・モヤモヤ感がぬぐえなかったのでしょう。
翌朝、自分の反省すべきことを考えました。
・スーツやコートを重ねて脱いだ。
・それを丸めて渡した。
・マフラーも丸めて渡した。
きっとこれらのことで、店員さんも雑な扱いをしたのではないかと思いました。
本文を読み返して、お気に入りのスーツとコートと言っておきながら、
最初に自分が雑な扱いをしちゃっていたのですね。
自分が丁寧に渡せば、丁寧に扱ってくれたのかと思います。
今回の学びは、
・過度の期待をしない
・雑なお店に期待をしない
・他人の評価を鵜呑みしない
この3つを感じただけでも、良い勉強ですね。
はい、もちろんブログ記事になったし。
「ツイテル!!」w
シメに行くお店は馴染みの店に限りますね。
トモに笑い、トモに歩む。いまが未來。
いのくち ゆうすけ