
3秒でわかる5Sが出来ている会社と出来ていない会社
5Sとは
「整理・整頓・清掃・清潔・しつけ」の頭文字をとったものです。
飲食業界・製造業・サービス業などすべての業界で5S運動を耳にします。
上手くいっている会社もあれば、
上手くいっていない会社もあります。
その違いは何でしょうか?
年間延べ240社の中小企業を訪問する私がある法則を見つけました。
今回はその見分け方を教えます。
たった3秒で判別できます。
それは、
「社長室が実践されているか否か」
たったこれだけです。
「わが社の5Sはなっとらん!!」と社員を怒鳴りちらす社長の部屋をのぞいてください。
間違えなく5Sは出来ていません。
過去の資料が山積み。
壁に名言が貼ってある。
何が一番重要視している名言か分からない。
読みもしない難しい本が本棚に。
もちろんほこりまみれ。
購読雑誌は3年分平積み。
従業員さんはそんな社長室に呼び出されます。
「5Sを徹底しなさい!!」と怒られます。
誰が5Sを実践したいと思えるでしょうか。
上手くいっている会社は社長室に無駄なものがありません。
机の上には必要な稟議書だけ。
片づけたらいつもがらんと何も置いてません。
不思議なことに、社長の言葉から5Sという言葉はでません。
呼吸レベルで5Sをしているのです。
「5Sをどのように社員さんに周知させているのですか。」
「そんなの当たり前のことやから言わないよ。」
会社の風土として当たり前すぎるのです。
人前でポケットに手を突っ込まない。
人を指でささない。
人前で鼻くそをほじらない。w
そんな当たり前のことなんか誰も教えないですよね。
5Sができている会社にとって、当たり前すぎるので言わないそうです。
トモに笑い、トモに歩む。いまが未來。
いのくち ゆうすけ